COPDについて
・病気について
COPD（慢性閉塞性肺疾患）とは「肺気腫」と「慢性気管支炎」を同時に罹った疾患です。喫煙など汚れた空気を長年吸い続けたことにより、肺の内部が壊れたり気管支が狭くなり、息苦しさやせき、たんが続きます。初めは階段の昇降時や運動の際に息切れを感じる程度ですが、病気の進行により血行障害や心臓病も引き起こしやすくなり大変危険な病気です。
・予防と治療について
肺や気管支の機能低下は、加齢によることやウイルスなどの感染が原因となることもありますが、COPDに罹る人の大部分が喫煙者という事実から、その予防の第一はタバコを吸わないこと、他人のタバコの煙を吸わないことです。また、今の医学では壊れてしまった肺の機能を元の状態に戻すことはできず、COPDと診断された場合には、それ以上の進行を防ぐことであり、狭くなった気管支の拡張や咳止め、痰切れなどの吸入薬の治療となります。
・診察料について
禁煙外来／当院の禁煙外来診療は予約制です。詳しくは、下記までお問合わせください。
（受付電話） TEL : ０３（３２０１）３３６１
（受付時間） 平日 【午前】 ８：３０～１１：３０ 【午後】 １：００～４：３０
